企画を上司に通す
初めての企画を、上司に1回で通すための5枚のシートです。各シートに、使うフレームワークの根拠の強さと出典をつけています。
5枚の流れ
| シート | 使う型 | 根拠 | 答えられるようになる質問 |
|---|---|---|---|
| 1. 上司が決めたいことを1文にする | ロジックツリー(最初の問い) | 弱 | 「で、何を決めてほしいの?」 |
| 2. 現状を事実で整理する | SWOT(各欄3つまで)/5フォース | 弱/中 | 「なぜ今やるの?」 |
| 3. 打ち手を分けて選ぶ | ロジックツリー・MECE | 弱 | 「他の案は考えた?」 |
| 4. 失敗の理由を先に出す | プレモーテム | 中〜弱 | 「リスクは?」 |
| 5. 1枚にまとめる | ピラミッド原則(結論が先) | 弱 | (上司が1分で判断できる) |
根拠が「弱」の型も入っています。効果を確かめた研究は見つかっていないが、実務で長く使われてきた型、という意味です。
見本:シート1をそのまま公開します
所要時間: 10分 使う型: ロジックツリーの「最初の問い」(根拠: 弱・経験則)
企画が通らないよくある理由の一つは、中身より先に「何を決めてほしいのか」がずれていることです(これは経験則で、調べた数字ではありません)。英国政府の研修資料は、最初の問いを誤ると「間違った木に吠える」ことになると警告しています(GOV.UK「Using Issues Trees」)。最初にここを固めます。
記入欄
| 項目 | 書くこと | 記入 |
|---|---|---|
| 決める人 | 誰が「やる/やらない」を決めるか | |
| 決めてほしいこと | 「〇〇を△△までに始めてよいか」の形で1文 | |
| 判断の基準 | その人が何を気にして決めるか(費用・時間・リスク・評価・前例) | |
| 期限 | いつまでに決めてほしいか、その理由 | |
| 頼まれ方 | 上司から頼まれた/自分から提案、どちらか。頼まれたなら、元の言葉そのまま |
確認(全部「はい」になったら次へ)
- [ ] 決めてほしいことは「はい/いいえ」で答えられる形になっている
- [ ] 判断の基準を、上司本人の言葉や過去の発言から書いた(自分の想像だけではない)
- [ ] 1文に「と」「や」でつないだ2つ以上の決めごとが入っていない
よくある失敗
- 「〇〇について検討しました」で始める(決めてほしいことがない)
- 判断の基準を聞かずに作り始める。迷ったら、作る前に上司に1問だけ聞く:「判断するとき、何を一番気にされますか?」
出典: GOV.UK「Implementation Insights: Using Issues Trees」(2015年5月作成とみられる研修資料)。
https://assets.publishing.service.gov.uk/media/5a816cd1e5274a2e8ab53eb1/Issue_Trees.pdf
記入テンプレを準備しています
このフレームワークを、仕事の場面でそのまま使えるシートにまとめています。欲しいものを1つ選んでください。
ありがとうございます。準備ができたら、このサイトでお知らせします。
試作中のため、選んだ結果はこの端末の中だけに記録されます。外部には送られません。